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サントリーホールディングス株式会社 様

SNS戦略設計から始める“ファンを生む”X運用の再構築

サントリーホールディングス株式会社 様

酒類、飲料等の製造販売

業種
飲料メーカー(コンシューマービジネス)
会社名
サントリーホールディングス株式会社 様
課題
・投稿の成果が見えづらく、社内で継続運用の正当性が示しにくい状態だった。
・キャンペーン以外のオーガニック投稿が話題化しづらく、Xという拡散媒体の特性を活かしきれていなかった。
・サントリーの商品と企業ブランドの結びつきを強化するため、まずは一人でも多くの生活者に情報を届け、接点を作る「拡声器」としての機能を最大化する必要があった。
ご支援内容
・Xアカウント戦略サポート
・X投稿の企画・制作・レポーティング
・社内相談窓口の運用
・投稿前のWチェック体制
ご支援範囲
ご支援範囲
成果
・2025年フォロワー数: 年間で約14.4万人増加(伸長率107%)
・2025年年間imp数: 前年比290% 達成
・NAVICUS企画投稿の平均imp数は、アカウントの全投稿平均を約21%上回る結果に。

クライアントの課題

これまでの課題

  • 社内評価・可視化の課題:日々の成果が見えにくく、SNS運用の価値や正当性を説明しづらかった。
  • オーガニックの拡散力不足:キャンペーン以外で話題化させることが難しく、情報が広がりにくかった。

SNSを通じて実現したいこと

サントリーの商品から企業ブランド全体への結びつきを強化し、ユーザーに「サントリーをより好きになってもらう(好感度の向上)」ことが最終的な目標でした。

この深いファン化を実現するためには、まず一人でも多くの生活者に情報を届け、日常的な接点を生み出す必要があります。そのため、Xの媒体特性を最大限に活かし、広範囲に情報を届ける「拡声器(拡散)」としてのアカウント機能を確立することを目指しました。

課題解決に向けた戦略

戦略の軸

「コミュニケーションを生むオーガニック投稿で、認知拡大とブランド好意度を最大化する」

Xの運用を通じて「サントリー自体の想起率を上げること」、そして「サントリーをより好きになってもらうこと」を大目的に設定。その達成手段として「インプレッションの最大化」をKPIに据えました。Xのアルゴリズムや世の中の文脈に最適化した企画を重視し、ユーザーとの親密なコミュニケーション投稿を軸に据えることで、キャンペーンに依存せずとも、オーガニックで狙って拡散し、深いエンゲージメントを生む運用モデルの構築を図りました。

具体的な戦略 

KPI/体制

「インプレッション数」および「競合アカウント中偏差値50以上」をKPIに設定。これを達成するために、制作工数の配分を見直し、アイディア出しにリソースを充てる体制を構築しました。また、投稿ミスを防ぎ質を担保するための「2次チェック」フローを導入。さらに、NAVICUSが立案する投稿だけでなく、サントリー様の別部署が担当する投稿の相談にも乗れる「SNS相談窓口」としての役割も担うことで、社内フローと深く一体化した「ワンチーム」での運用体制を整備しました。

コンテンツ

新商品の投稿においては単発で終わらせず、引用ポストを活用し「ティザー→ローンチ→サステイン(中押し)」の3段階で投稿する型を作り、情報の露出を最大化しました。また、リアルタイムなトレンドの活用や、ユーザーが思わず反応したくなる「余白」のある投稿を設計し、オーガニックでの拡散を狙いました。

実行した施策

以下の施策を通じて、Xにおけるユーザーとのコミュニケーションをより深く活性化させました。Xのアルゴリズムにおいては、ユーザーからの「いいね」や「リポスト」「コメント(リプライ)」といった能動的なアクションが、さらなるインプレッションの増加(拡散)に直結します。この仕組みを活かし、企業からの一方的な情報発信ではなく、ユーザーとの「コミュニケーションの深化」を意図的に狙うことで、広告やキャンペーンに依存しない自力での拡散力を高めました。

  1.  アイディア特化型の投稿制作
    投稿を見たエンドユーザーがどのように受け取り、どんな反応を返したくなるかという「ユーザー視点」を最優先 に置き、双方向のコミュニケーションを意識した投稿制作に注力しました。単にこちらから情報を発信するのではなく、タイムリーな話題を織り交ぜながらユーザーが自然と会話に参加したくなるような工夫を施すことで、親近感を生むコンテンツ提供を実現しました。
  2.  新商品投稿の3段階設計(ティザー・ローンチ・サステイン)
    新商品情報を1回の投稿で終わらせず、発売前の期待感醸成(ティザー)、発売当日の盛り上げ(ローンチ)、発売後の継続露出(サステイン)と段階を分けて投稿することで、1商品あたりの接触機会とimp総数を底上げしました。
  3.  NAVICUSによる2次チェック体制の導入
    企業としての信頼性を損なわないよう、NAVICUSによる2次チェック体制を構築しました。これにより、投稿ミスやリスクを未然に防ぎ、サントリー様の確認工数を削減しながら安定した運用を実現しました。
  4.  組織の垣根を越えた「SNS相談窓口」の開設とワンチーム化
    NAVICUSが直接担当する投稿の運用に留まらず、サントリー様の別部署や各ブランド担当者が発信する投稿についても気軽に相談できる「SNS相談窓口」の役割を担いました。他部署の担当者が抱えるX運用の疑問や表現の相談に対して、プロの視点からタイムリーにアドバイスを提供。これにより、サントリー様の社内組織と深く一体化した「ワンチーム」の体制が敷かれ、組織横断での強固な信頼関係の構築につながっています。
  5.  競合比較による「偏差値」評価の導入
    自社の数値だけでなく、競合他社アカウントと比較した「imp偏差値」や「高imp投稿の達成回数」を指標化し、客観的な市場評価に基づいた運用改善サイクルを回しました。

実施の結果

各指標の状況

2025年の年間インプレッション数は前年比290%と大幅に伸長しました。各運用の目標値を安定して達成しただけでなく、NAVICUSが企画・制作した投稿の平均インプレッション数は、アカウント全体の投稿平均の約121%を記録しています。

KPIを達成して得られた変化

定量的な検証指標(SNS偏差値など)の導入により、投稿の「当たり外れ」を感覚ではなく構造で語れるようになりました。これにより、SNSを単なる施策ではなく「ブランド体験設計」の一部として捉える意識が浸透し、運用フローも安定化しました。

実現した成果

変化の激しいXの環境に対応し、一人でも多くの生活者に確実な情報を届ける「拡声器」としてのアカウント機能の確立を目指しました。そのため、一方通行の発信ではなくユーザーとのコミュニケーションを最重要視した運用を展開。生活者との接点を密にすることで、日常におけるサントリー商品の想起率を引き上げ、ブランドをより身近に感じてもらうための強固な関係性を築き上げています。

最後のまとめ(NAVICUSの支援のポイント)

本事例では、「一人でも多くの生活者に情報を届け、ブランドを好きになってもらい、身近に感じてほしい」という課題に対し、ユーザー視点に立った「双方向コミュニケーションの強化」と、「定量的な目標設計」を行うことで、アカウントの『拡声器』としての機能を磨き上げました。

変動するアルゴリズムへ柔軟に適応しながら、日常的なコミュニケーションを起点に拡散力を高めた結果、年間imp前年比290%・フォロワー約14.4万人増という形で多くの生活者との継続的な接点を創出。商品想起の向上と深いファン化に向けて、関係性を深める次フェーズへの強固な基盤を築くことができました。

NAVICUSは、企業のフェーズや組織全体の課題に合わせ、戦略設計から「SNS相談窓口」を含む横断的な運用体制の構築、定量的な検証までを一気通貫で支援し、SNSを通じた企業価値の最大化に貢献していきます。

サントリーホールディングス様より:NAVICUSを選んでよかったこと

弊社の事業環境を理解していただき、アカウントの雰囲気に寄り添った施策をご提案いただいています。また、SNSの専門家でいらっしゃいますのでコミュニケーション負荷も少なく、スムーズに業務を実施していただけるため大変助かっています。

NAVICUS運用チームより:今回の支援のポイント

Xの運用において、ただ商品の魅力が伝わるだけじゃなく、SNSを見ている人が「これ何!?おもろい!」と思ってもらえるような投稿を作れるように日々変化するアルゴリズムの中でトレンドをキャッチアップしながら検証を行っています。

チームの中では、定期的にサントリーの新商品や推し商品を共有し、エンドユーザー目線で商品の魅力を見つけ合う会を設けています!

※本記事に記載の数値はサントリーホールディングス様にご確認いただいた実績値です(2026年7月時点)。
最終更新日:2026年7月31日

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