SNSキャンペーンとは、SNS上で企業アカウントとユーザーが参加型の施策を通じて接点を持つ取り組みです。

BtoBtoCで成果を出すSNSキャンペーンを設計するには、WHY(目的)→ WHO(ターゲット)→ WHAT・WHERE(戦略)→ HOW・HOW MANY(戦術)の順で、上流から逆算して組み立てることが重要です。「なんとなくフォロワーが増えそうだから」「配れる商品があるからとりあえず」という起点で開催してしまうと、時間とコストをかけたキャンペーンの成果が見えづらく、振り返りにもつながりません。

本ページでは、BtoBtoCメーカー企業のSNS担当者の方が、コミュニケーション戦略に則ったSNSキャンペーン設計の基本を身につけられるよう、設計の流れを段階別に解説します。

なお、本コラムの本内容を1枚のシートに整理した「キャンペーン設計フォーマット」をお役立ち資料コーナーよりダウンロードいただけます。

SNSキャンペーン設計の要点は、次の6つです。

  • 目的(WHY)から順に考えることで、戦略と戦術が絞られ、成果と振り返りがしやすくなる
  • 目的は、アカウントやブランドが感じている課題から逆算して定める
  • 目的はできるだけ1つに絞る。複数目的の「両取り」は、どちらもうまくいかなくなりやすい
  • 目的を定めたあとは、測定可能な数値(目標)にまで落とし込む
  • プラットフォームは、各SNSの特徴と、業界との相性の両面で選定する
  • インセンティブ・テーマ・期間・制作物は、常に「目的」と「ターゲット」に立ち戻って決める

本コラムの内容に沿ってSNSキャンペーンを設計できるフォーマットをご用意しています

SNSキャンペーン設計の手順

SNSキャンペーン設計の手順は、次の8ステップです。それぞれのステップで何を決めるべきかを順に解説します。

1. コミュニケーション戦略の考え方 ─ WHYから順に設計する

SNSキャンペーンは、基本のコミュニケーション戦略の考え方に沿って、上流から順に設計します。

  • WHY(なぜ)= 目的
  • WHO(誰に)= ターゲット
  • WHAT・WHERE(何をどこで)= 戦略
  • HOW・HOW MANY(どうやって・どのくらい)= 戦術

図:基本のコミュニケーション戦略の考え方(WHY → WHO → WHAT・WHERE → HOW・HOW MANY)

目的から順に考えることで戦略が定まり、戦術が絞られていきます。結果として、成果が出やすく、振り返りもしやすくなります。

よくあるのが、戦術に当たる「配れる商品」を起点にキャンペーンを開催してしまうケースです。この状態では、キャンペーン終了後に「このキャンペーンの目的は何だったのか」「ターゲットは誰だったのか」を振り返ろうとしても、上流が決まっていないために振り返りが難しくなり、成果も見えにくくなります。

2. 目的を整理する ─ 課題から逆算し、1つに絞る

SNSキャンペーン開催を検討するタイミングでは、多くの場合、以下のいずれかの課題を感じています。この課題から逆算して目的を定めます。

課題対応する目的
認知が足りない認知拡大
ユーザーとのつながりが弱いエンゲージメント向上
クチコミ数が少ないUGC*促進
サイトへの流入が少ないCV獲得
※UGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)一般消費者が自発的に作成した投稿のこと

目的はできるだけ1つに絞ることが重要です。 「認知も取りたいし、エンゲージメントも取りたい」と両取りを狙うと、認知拡大向けの組み立てとエンゲージメント向上向けの組み立ては別軸になるため、どちらもうまくいかなくなる可能性が高いです。初心者ほど、目的は1つに専念することで成果が出やすくなります。

3. 目標に落とし込む ─ 測定可能な数値で定義する

目的を定めたら、キャンペーンで成し遂げたい成果を測定可能な数値に落とし込みます。目的ごとに対応する目標項目の一例は次のとおりです。

目的目標項目
認知拡大imp数/リーチ数
エンゲージメント向上eng数(フォロワー数)
UGC促進ハッシュタグ投稿数
CV獲得リンククリック数/CV数

目標項目を決めるだけでなく、「どのくらいの数値を獲得するか」まで定めることが、振り返りの精度につながります。数値を定める際は、次の3つの観点から設定します。

  • 過去のキャンペーン実績があれば、そこと照らし合わせる
  • 普段の運用実績があれば、そこにどのくらい上乗せできるかで考える
  • 実績がない場合は、似た状態の競合アカウントの数値を参考にする

4. ターゲット・ペルソナを設定する

SNSキャンペーンのターゲットは、キャンペーンごとに見直すことが必要です。アカウント全体のターゲットとは別に、そのキャンペーン(たとえば新商品を使うキャンペーンなど)で訴求したい層を切り出して設定します。

商材が、幅広い世代・性別に需要があったとしても、そのなかからSNSと親和性の高い層をターゲットとして切り出します。たとえば冷凍食品メーカーの場合、「共働き子育て世帯の主婦」といったかたちで絞り込みます。

さらに、ペルソナ設定まで落とし込むと、より訴求力のある内容になります。ペルソナ設定の項目例は次のとおりです。

  • 年齢・性別
  • 特性
  • ライフスタイル
  • ニーズ

図:冷凍食品メーカーにおけるペルソナ設定の例

ペルソナ設定が難しい場合は、ChatGPTなどのAIの活用もおすすめです。年齢・性別・特性・ライフスタイル・ニーズといった項目を指定してプロンプトを入力すると、ベースとなるペルソナ案が得られます。そこから実際のターゲットに合う要素を抜き出して仕上げると、ゼロから決めるよりもスムーズに設定できます。

本コラムの内容に沿ってSNSキャンペーンを設計できるフォーマットをご用意しています

5. プラットフォームを選定する

SNSごとに特徴と運用目的が異なるため、プラットフォームは各SNSの特徴と業界との相性の両面から選定します。

各SNSの特徴(目的別まとめ)

  • X:情報の拡散力が抜群。リポストによってフォロワー以外にも情報が広がるため、新規層の獲得・認知拡大に最適。
  • Instagram:画像や動画から好きを広げることのできるSNS。おしゃれなユーザーが多い傾向。ビジュアルをメインに活用し、ブランドメッセージを伝えてファン化につなげやすい。情報をストックしていくことも得意。
  • LINE:主に個人のコミュニケーションツールとして使用されているSNS。企業からの情報はクーポンなどお得・メリットを重視する傾向が強い。
  • Threads:検索機能搭載で、ユーザーが好きな情報をキャッチしやすい。仕様変更が多いXに代わるツールとしても注目されている。
  • YouTube:動画専用プラットフォーム。長尺動画の視聴者が中心だったが、近年ショート動画が伸びている。ガジェット解説動画も多く、視聴者・発信者ともにカメラユーザーが一定集まっているSNS。
  • TikTok:情報の拡散性×Z世代に人気のツール。ファン化は難しいがリーチ獲得に効果的。

図:各SNSの特徴と運用目的の比較まとめ

本ページでは、BtoBtoCキャンペーンで活用されることの多い X・Instagram を中心に解説します。

Xの特徴と相性のいい業界

特徴内容
拡散力が高いリポストによりフォロワー以外のユーザーにも見てもらえるため、認知拡大に効果的
リアルタイム性が高い時事ネタ、トレンドを取り入れやすい
匿名性が高い気軽に参加しやすく、本音のクチコミを獲得しやすい
  • 相性のいい業界:エンタメ、若年層向け商材・トレンド系商材

Instagramの特徴と相性のいい業界

特徴内容
ビジュアル訴求に強い写真や動画でブランドの世界観を表現しやすい
購買意欲の高いユーザーが多い情報収集で活用されることが多いため、エンゲージメントや購買につながりやすい
  • 相性のいい業界:飲食・美容・アパレル・インテリア・ライフスタイル

拡散力を重視して認知を獲得したい場合はXが、世界観の伝達や購買につなげたい場合はInstagramが、相性のいい選択肢になります。

6. キャンペーン形式を決める

プラットフォームが決まったら、そのSNSで実施するキャンペーン形式を選定します。目的に合った形式を選ぶことがポイントです。

X:代表的なキャンペーン形式

形式参加方法特徴
フォロー&リポストアカウントをフォロー+対象投稿をリポスト参加ハードルが低い/拡散力が高く、認知拡大に強い/フォロワーの増加が期待できる
フォロー&いいねアカウントをフォロー+対象投稿にいいね参加ハードルが低い/エンゲージメントを向上/拡散力はリポストと比べるとやや弱い
フォロー&引用ポストアカウントをフォロー+投稿を引用し、自分のコメントを添えて発信UGCの獲得が期待できる/投稿の質が上がりやすく、拡散時の説得力が増す/通常のリポストより参加ハードルがやや高いため、拡散性はリポスト型よりやや劣る
インスタントウィン応募後、すぐにDM・リプライなどで当落結果がわかるすぐに結果がわかるため、ユーザーの参加意欲が向上/複数回参加させたい場合にも有効/外部ツールが必要
ハッシュタグ投稿指定ハッシュタグを付けて、画像や動画を投稿UGCの獲得が期待できる/自然なクチコミとしての信頼感が高まる/キャンペーン後に投稿を再活用しやすい/参加ハードルがやや高いため、拡散性はリポスト型よりやや劣る

Instagram:代表的なキャンペーン形式

形式参加方法特徴
フォロー&いいねアカウントをフォロー+対象投稿にいいね参加ハードルが低い/フォロワーの増加が期待できる
フォロー&コメントアカウントをフォロー+対象投稿にコメント参加ハードルが低い/フォロワーの増加が期待できる/複数賞品の中から希望の賞品を選んでもらうなどが可能
ハッシュタグ投稿指定ハッシュタグを付けて、画像や動画を投稿UGCの獲得が期待できる/拡散が見込める/自然なクチコミとしての信頼感が高まる/参加ハードルが高く、参加者数が伸び悩む懸念も

SNSキャンペーンを本コラムの内容に沿って設計できるシートをご用意しています。

7. キャンペーン詳細を設計する

プラットフォームと形式が決まったら、キャンペーンの詳細を決めていきます。準備すべき項目は次の8つです。

  1. インセンティブの決定
  2. キャンペーンテーマの決定
  3. キャンペーン期間の決定
  4. 個人情報を収集するフォームの準備
  5. バナー制作
  6. 投稿テキスト作成
  7. 当選DM作成
  8. 応募規約の作成

1) インセンティブの決め方

インセンティブは、目的とターゲットに基づいてバランスを考えて選ぶことが重要です。

インセンティブ例応募の集まりやすさ向いている目的
デジタルギフト/金券/家電集まりやすいSNS内の数値改善(認知拡大、エンゲージメント獲得 など)
食品/日用品商材・個数による同上(商材次第で有効)
体験ギフト/招待券集まりにくいファン化につなげたい

図:インセンティブ選定の軸(応募の集まりやすさ × 目的)

Instagramでの注意点:Instagramでは、金銭や金券をインセンティブに設定することがコミュニティガイドライン違反に当たります。アマゾンギフト券などの金券を設定した場合、アカウント凍結やキャンペーン停止のリスクがあるため、Instagramキャンペーンで金券を設定することは避けてください。

2) キャンペーンテーマの決め方

テーマが決まっていると、キャンペーンの色が出て、クリエイティブも作りやすくなります。考え方は2パターンあります。

① 時流・季節性・トレンドを取り入れる

  • 年間行事(例:春=卒業・新生活、夏=旅行・フェス、秋=食欲、芸術、冬=クリスマス)
  • SNSトレンド(例:〇〇の日、#推し活、#手書き風投稿)
  • 世の中のムード(例:節約、健康志向、エシカル消費)

② ブランドらしさとの親和性を考える

  • 商品・サービスなど関連性のあるテーマ
  • ブランドの「トンマナ(世界観)」を壊さない
  • ブランドにまつわる記念日など(新商品発売記念、周年、受賞記念 など)

3) キャンペーン期間の設定方法

キャンペーン期間は形式によって異なりますが、1週間〜3週間前後がベストです。長すぎるキャンペーンは離脱や飽きが生じやすくなるため注意が必要です。

キャンペーン形式推奨期間理由
拡散・認知型(フォロー&リポストなど)7〜10日間拡散のピークが3日目〜5日目に集中するため、それ以上は効果減
UGC投稿型(ハッシュタグ投稿など)2〜4週間投稿準備に時間がかかるため、ある程度の余裕が必要
リプライ・アンケート型5〜10日間初速の反応を重視しつつ、見込み層の参加を促すのに適切
即時抽選型(インスタントウィン)7日〜1ヶ月「毎日参加」などの繰り返し訴求が可能なため長めも有効

4) 個人情報を収集するフォームの準備

商品の発送が必要な場合、住所・氏名などユーザーの個人情報の取得が必須です。このとき、SNSのDMで個人情報をやり取りすることは避けてください。個人情報の流出を避けるため、専用のフォーム(社内規定のフォームやGoogleフォームなど)を活用します。

5) ・ 6) バナー制作・投稿テキスト作成のポイント

バナーに入れる内容とテキストに入れる内容を選別することで、キャンペーン内容を簡潔かつ明確に伝えられるようにします。伝えるべき要素は次の4つです。

  • ハッシュタグ
  • 賞品内容
  • キャンペーン期間
  • 応募方法

X:投稿テキストの文字数制限がシビアなため、バナーに入れる内容とテキストに入れる内容の役割分担を選別し、情報の重複を避けます。

Instagram:テキストの文字数制限はXほど厳しくないため、クリエイティブとテキストの内容が重なっていても問題ありません。表紙では簡潔さを意識しながらも、カルーセル投稿で情報量を増やすことでユーザーの関心を高めます。1投稿の複数枚を、表紙/賞品の詳細/参加方法/注意喚起 などに振り分けると効果的です。

図:Instagramカルーセル投稿におけるバナー構成例(表紙・賞品詳細・参加方法・注意喚起)

7) 当選DM作成のポイント

当選DMには、次の2つのポイントを必ず盛り込みます。

  • なりすまし対策:公式アカウントからのみ送信していることを明示する
  • 入力期限・再送不可の明確化:期限内に入力がない場合は当選無効となる旨を明記する

当選DMの構成例は次のとおりです。

  • 当選のご連絡
  • 当選賞品の案内
  • 当選者情報入力フォームのURL
  • 入力期限(期限内未入力の場合は当選無効となる旨)
  • 賞品発送時期
  • 公式アカウントからのみの送信であることの明示(なりすまし注意喚起)
  • お問い合わせ窓口

8) 応募規約の項目

応募規約には、以下の項目を定めておきます。

項目内容
キャンペーン名称・主催者正式名称、企業名、問合せ先
応募期間日時まで明記
応募資格居住地、年齢制限、SNSアカウント条件など
応募方法ステップ形式で明記
当選発表・連絡方法DM、発表時期など
個人情報の取扱い利用目的、保管・管理方法、第三者提供の有無
禁止事項なりすまし、虚偽投稿、複数応募など
免責事項X/Instagramは関与しない、投稿削除の可能性など
規約への同意応募者は、本応募規約およびX/Instagramの利用規約に同意するものとする

応募規約の掲載方法は、プラットフォームによって選びます。

  • X:キャンペーン投稿からリンクで規約ページに遷移させる
  • Instagram:投稿テキストまたはコメントに記載する

8. 実施後は分析まで行う

キャンペーンは、実施して終わりではなく、分析まで行って次につなげることが重要です。分析は次の3ステップで進めます。

図:キャンペーン実施後の分析3ステップ(定量 → 定性 → 改善点)

STEP 1:定量結果の集計

  • 設定したKPI項目を中心に数値結果を集計する
  • 過去データがあれば参照して分析する

STEP 2:定性結果の集計

  • UGCの質やブランドとの親和性をチェックする
  • 好意的なコメントがあったか、ネガティブな反応がなかったかも調査する

STEP 3:改善点の抽出

  • 成功要因と改善ポイントを洗い出し、次回へのアクションに落とし込む

SNSキャンペーンで成果を出すには、WHY(目的)から順に考え、戦略と戦術を絞り込むことが重要です。次の流れに沿って設計することで、成果が出やすく、振り返りもしやすいキャンペーンになります。

  1. 課題から逆算して、目的を1つに定める
  2. 目的を測定可能な数値(目標)に落とし込む
  3. キャンペーンごとにターゲットとペルソナを設定する
  4. 各SNSの特徴と業界との相性から、プラットフォームを選ぶ
  5. 目的に合ったキャンペーン形式を選び、詳細(インセンティブ/テーマ/期間/制作物/規約)を設計する
  6. 実施後は、定量・定性・改善点の3ステップで分析する

本内容を1枚のシートに整理した「キャンペーン設計フォーマット」は、ページ下部のフォームよりダウンロードいただけます。次回のキャンペーン設計・振り返りにご活用ください。

SNSキャンペーンを本コラムの内容に沿って設計できるシートをご用意しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. SNSキャンペーンの目的は、複数同時に設定してもよいですか?

できるだけ1つに絞ることを推奨します。認知拡大とエンゲージメント向上ではキャンペーンの組み立てが別軸になるため、両取りを狙うとどちらもうまくいかなくなる可能性が高いためです。初心者ほど、今回のキャンペーンで専念する目的を1つに決めるほうが、成果が出やすくなります。

Q2. InstagramのSNSキャンペーンで、金券やAmazonギフト券をインセンティブに設定できますか?

設定できません。Instagramでは、金銭や金券をインセンティブに設定することはコミュニティガイドライン違反に当たり、アカウント凍結やキャンペーン停止のリスクがあります。Instagramでキャンペーンを実施する場合は、金券以外のインセンティブ(商品、体験ギフトなど)を設定してください。

Q3. SNSキャンペーンの適切な実施期間は、どれくらいが目安ですか?

キャンペーン形式によって異なりますが、1週間〜3週間前後が目安です。拡散・認知型は7〜10日間、UGC投稿型は2〜4週間、リプライ・アンケート型は5〜10日間、即時抽選型(インスタントウィン)は7日〜1ヶ月が推奨期間です。長すぎるキャンペーンは離脱や飽きが生じやすくなるため注意が必要です。

Q4. SNSキャンペーンの当選連絡で、DM内で個人情報を収集してもよいですか?

DMでの個人情報の収集は避けてください。個人情報の流出を避けるため、住所・氏名などの収集には専用のフォーム(社内規定のフォームやGoogleフォームなど)を活用します。当選通知のDMには、収集フォームのURLと入力期限を記載します。

Q5. キャンペーン用のペルソナ設定が難しい場合、どう進めればよいですか?

ChatGPTなどのAIの活用がおすすめです。年齢・性別・特性・ライフスタイル・ニーズといった項目を指定してプロンプトを入力し、得られた案から実際のターゲットに合う要素を抜き出して仕上げると、ゼロから決めるよりもスムーズに設定できます。ペルソナを整えることで、より訴求力のあるキャンペーン内容につながります。

キャンペーン実施前チェックリスト

以下の項目に沿って、実施前の準備状況を確認してください。

A. 目的・目標

  • ☐ 課題から逆算して、キャンペーンの目的を1つに定めた
  • ☐ 目的に対応する目標項目(imp/リーチ、eng/フォロワー、ハッシュタグ投稿数、リンククリック/CV数 など)を決めた
  • ☐ 目標を具体的な数値まで落とし込んだ

B. ターゲット

  • ☐ 今回のキャンペーンのターゲットを見直した
  • ☐ SNSと親和性の高い層に絞り込んだ
  • ☐ ペルソナ(年齢・性別・特性・ライフスタイル・ニーズ)を設定した

C. プラットフォーム・形式

  • ☐ プラットフォームを、特徴と業界との相性から選定した
  • ☐ 目的に合ったキャンペーン形式を選んだ

D. インセンティブ

  • ☐ 目的とターゲットに基づいてインセンティブを決めた
  • ☐ (Instagramの場合)金銭・金券を設定していない

E. テーマ・期間

  • ☐ 季節性/トレンド/ブランドらしさの観点でテーマを決めた
  • ☐ 形式に応じた推奨期間の範囲でキャンペーン期間を決めた

F. 制作物(バナー/DM/規約)

  • ☐ 個人情報の収集フォームを準備した(DMでの収集はしない)
  • ☐ バナーと投稿テキストの役割分担を選別した
  • ☐ 当選DMに「なりすまし対策」「入力期限・再送不可の明確化」を盛り込んだ
  • ☐ 応募規約の各項目を網羅した文面を用意し、プラットフォームに合わせた掲載方法を決めた

G. 実施後分析

  • ☐ 定量・定性・改善点の3ステップで分析する計画を持っている

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本ページでご紹介した内容を1枚のシートに整理した「キャンペーン設計フォーマット」を、無料でダウンロードいただけます。キャンペーンの設計から振り返りまで、そのままご活用いただける内容です。

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株式会社NAVICUS コンサルティングDiv.
コミュニティマネージャー/Instagramメディアマスター
富田 明日菜

X(旧:Twitter)・Instagramを中心に、多岐にわたる業界・業種の企業公式アカウント運用アドバイザリを担当。NAVICUSではInstagramメディアマスターとして、アルゴリズム理解に基づく運用改善、コンテンツ企画、制作ディレクション、KPI設計などをリード。

NAVICUS Inc.

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